先日、セントラルに出たら、やたら人が多く、バスも通行しないところがあったりして、なんだと思ったら、プライド・ロンドンの日でありました。

プライド・ロンドン。実は先日地下鉄でポスターを見た時におとぎ話・フェアリーテールパレードをします、みたいな仮装行列っぽいお知らせだった。

しかし、現地に行ってみてはっと思いだした。違う違う、プライド・ロンドンはゲイのお祭りなのです!!
(確かに天使の仮装した女の子や日本のアニメのコスプレした人(イギリス人で初めて見た…)もいたけれど。)

実はそのお祭りのこと、SOHOに行くまで気づいてなかったのです。日経のお店を回っているときに何気なくSOHOの中心部を通ってみると。

男、男、男。

世界の半分は女だというのに、その人ごみの中の90%は男だという異様さ。そしてそのあと、ブリーフいっちょで、またはおしり丸出しのハードゲイのコスチュームでくねくね練り歩く人数名を発見…。

お祭りのこと覚えてなかったので、写真がなくて残念。しかしとにかくイギリスはゲイの王国だと実感した日でありました。

とにかくゲイなんて、日本では私の周りに一人たりともいなかった。テレビの中だけの存在だったのです。それが今や、私の知人の男の半数はゲイ。

…いや言いすぎた、40%にしておこう。とはいえ、SOHOを歩けば必ず目にするし、ゲイに気付かない日はない。ゲイ同士で結婚もできる今、ロンドンはまさにゲイ王国なのです。

私の周りにゲイが多いのは、私がいる環境―ダンス、ファッションの世界にゲイが多いせいだと思います。なんでこの世界に多いのかわかりませんが…やっぱりゲイの語源、「Gay」が「陽気な」とか「派手な」とかいう意味を持ってるからでしょうか。そういう人が多いってことなんでしょうか。

銀行なんかは周りややっぱりManly(男っぽい人)なので、ゲイの人は肩身が狭いと思う、と友人が言ってました。

バレエのクラスでは、ゲイの先生も多数。バレエってちょっとナルシスト的な動きが多いので、オネエ系か本当のナルなのかちょっと判断しにくい時もあるけれど、バレエに限らず、ミュージカルのダンサーにもゲイは多い。

私のバイト先はロンドンでも有名な服屋ですが、同僚の男性の半数はゲイです。自認・未確認合わせて。

未確認というのは、本人からそれらしい情報を聞いたことがないからわからない、でもゲイっぽいんじゃないかという人もちょろっといるから。

やっぱりいくらGAY王国といえど、「あなたゲイなの?」なんて聞けない。こないだ偶然ストレートの子ばっかりで集まった時、あのマネージャーはゲイなのかどうか、と話しあったことがあります…。やっぱ、Britishの人も同じこと考えてるのね、とほっとしました。

ゲイにもいろいろ。テレビで見るようなオネエ系の人から、ちょっと仕草がかわいらしい男の子、普段は男の格好でもイベントや仕事でドラッグクイーンに変身する人、見かけも態度もとっても男らしい人。でも普段見かけるのは見かけも態度も男らしい人というのが大半です。だから見た目で判断なんてとても無理。

バイト先でとってもかっこよくって、笑顔もかわいくって、やさしくて、とっても気さくなナイスガイがいたのですが、会話中にさらっと「こないだの週末は彼氏と買い物行ってさー」と言われてがっかりしたことがあります。

それ以来、男性と知り合うときのチェック、既婚か未婚か、彼女がいるのかに加えて、ストレートかゲイか、も加わったのです。

でも、ゲイの人って陽気でいい人が多い!! もちろん人によるんだろうけど、少なくとも私のまわいはいい人ばっかり。だからせっかくいい人に出会っても、前述の話通り、彼氏の話をされてがっかりということがよくあります。彼女になれる望みとかいうより前に、その人にとっては私はまず対象でないっていう、このむなしさ。でも性別が違うと時々好きでもそうでなくても、性別が違うということを意識してしまうことがあるけど、ゲイの人だとそういうことを全っっく気にせずにいい友達関係になれるのがうれしい。いい人たちばかりなので大好きだし。

でもそういえば、男のゲイに比べて、女の子のレズの方はあまりお目にかからない…。まだカミングアウトしにくいのかもしれない。唯一知人のレズの子も、家族と親しい人以外には言ってないと言ってました。

しかし、人種多様なロンドンでは、世界各国の人が集まるだけでなく、ストレート、ゲイのみならず、バイセクシュアルの人も多い。

ストレートだと思ってたけど、ある日突然同性愛に目覚めたというのもよく聞く話。男と付き合ってたけど、かわいい女の子見つけたからこっちと付き合おう、とか。こうなると、もう自分がストレートかどうかという生物学的指向というより、ある種の性的嗜好だと思う。

こうも多種多様だと、「人間って男性と女性が愛し合うもの」という常識が覆される。男性と女性って決まってた? 誰がそんなこと決めたの? もーいーんじゃん、どうでも?ってかんじ。本当にその考えの根本はどこから来たのかって疑いたくなるほど、同性愛、バイセクシュアルの人が多い。プライド・ロンドンもゲイのお祭りだけのお祭りではなく、バイセクシュアルや、トランスジェンダー、異性愛者も含めて多様性を謳うお祭りなのです。しかし、その人たちが世間でまだ肩身の狭い思いをしてると思うと、フェアじゃないな、と思うのです。

でも、この間バスに乗っているときに、仲のいいお父さんと男の子を見かけました。微笑ましい父子だと思っていたら、前に座っていた男の人とも親しく話していました。そうです、その男の人も男の子のお父さんだったのです! ペアリングをした二人のお父さんはバスを降りた後、手をつないで男の子と一緒に公園へ歩いて行きました。とっても微笑ましい光景。

日本にもそういう光景が見られる日が来るんだろうか。日本にも、カミングアウトしてない人が多いだけで、私の周りにもゲイの人はいたのかもしれない。

Internationalなロンドン。本当に多種多様な人がいっぱいいて、インターカルチュラルな刺激にあふれています。



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お城を一通り見た後、私は城のもっと西のほうにあるフラッチャニ地区をお散歩。


犬のモチーフがかわいい。

閑静な住宅街という感じなんだけど、こんなかわいい犬のモチーフがあったり、発見があって面白い。



ロレッタ教会

ここに来たのはこのロレッタ教会を見るためでもあった。残念ながら写真撮影禁止。しかも改修工事中で、正直言ってもうそんなに記憶に残っていないほどのものでした…。宝物殿もささっと流してみただけだったんだけど、ガイドブックによると、なんと6000個以上ものダイヤが施された聖体顕示台があったらしいんだけど、うむむ…記憶にない!! おしいことをした…。


ぶらぶらした後、叔母に合流するため丘のふもとに降りる私。叔母の話ではちょくちょくアンティーク屋さんを見つけているらしく、足が速まる!!


私のバイト先の同僚はよくしゃべる。仕事が単調なので、どうしてもしゃべってしまうのだ。

しかし私は英語を理解するのに集中力がいるので、そっちに集中すると手がおるすとなり、仕事がのろいと怒られるので、あまりしゃべらないで黙々と仕事をしている。

本当はしゃべって英語力上げたいんだけど、仕事が大事なので仕方がない。(元からそんなしゃべりでもないし。)

しかし私のパートナーは本当によくしゃべる。仕事がのろくなろうがしゃべるしゃべる。彼は見かけドレッドでチャラチャラしてるんだけど、やたら宗教とか人生とかを議論したがる傾向があり、しょっちゅう女の子とその意見の違いでぶつかっている。

(そういえばこっちの若い子は結構宗教で議論する。…日本人がしないだけかな。あまり信心深くない国だから。でも見かけがチャラチャラしてる若い子が真剣に宗教のこととか語っているのを見るのは微笑ましい。)

その日はごく普通のトークだった。テーマは日焼け。最近ホリデーに行く人が多いからみんな日焼けして帰ってくるよね、っていう話から、日本人は日焼けしたがらないよねって話になった。

確かにそうなのだ。日本人だけが夏でも長袖を着て、帽子をかぶり日傘をさし、日焼け止めクリームを塗りたくる。こっちの人は日が差せばすかさず肌を出して焼きたがる。正直、こっちの年配の人にはそばかすが腕中、足中に広がっている人をよく見る。それでもなんのその、健康的な日焼け肌を目指してみんな太陽求めてホリデーに出かけてゆく。

「なんで肌を焼かないの?」との質問に、私はやっぱり将来の肌のことを考えて、とかメラニンがどーとか、できうる限り説明。黒人や白人とは肌の強さが違うのだよ。しかしそんなのへっちゃらだよーと返されたので、挙句の果てに、それがJapanese Beautyじゃん!?で締めくくった。

黒髪に白い肌がJapanese Beauty…。というところから一転、今度は「白い肌」は良家の人を示しているからだよ!という話に。最初は「White color means good」とだけ言われたのでなんのこっちゃよくわからなかった。確かに白無垢とか、白はおめでたい時によく使うけど? でも彼が意図しているのは、白い肌は貴族のような家にいるだけの人を指していて、農民のような外であくせく働いている下の位の人は肌が茶色いからだというのです。

いや〜、別に日本の美白ブームはそんな根の深い話ではないと思うんですが…。もうここまで来た時に、説明するのがめんどくさくなってきて、あーそうかもねとか適当に流していました。

すると話はとんとん拍子に飛んでゆき、『白い肌がよい』というのは世界共通だ⇒世界にはいろんな肌色がある⇒でも白人と黒人の遺伝子は強いのに黄色人種の遺伝子は弱いよね…と、遺伝子レベルへ。これは、白人と黒人のこのハーフは肌色が半々の割合になるのに、白人と黄色人種じゃ白人が勝っちゃう、ということなのです。(確かにハーフの子はみんな白人っぽくってかわいい。けど、どうなんだろう…)

ここまで来るともうボキャブラリーが難しくなってきて、みんなの話は耳から耳へと流れ出る状態。すると今度は「Where Japanese people come from?」と聞いてきた。いきなり聞かれたのでこれまたなんのこっちゃ意味不明。その前に、白い肌がよい⇒宗教の倫理か?⇒なぜかキリスト教のエジプトのモーセの話をしてたので、神話的な話を聞きたいのかと思った。

一応日本人の起源は、大陸がつながっていたころにモンゴル系の人が来たんでしょ、といったけど、やはり神話的なものを聞きたかったらしく、アダムとイブの話を聞かされる。(知ってるっつの。)

でも人の起源の話なんてあまりよく知らなかったので「知らん」というと、なんで自分の民族のこと知らないの!?と責められる。(アダムとイブだってカリブ系黒人の起源じゃないじゃん…と思うのだけど。)

で、脳みそを振り絞って思い出す。たしかアマテラスとか神の一族が結婚して、その子供が天皇の一族になったんじゃなかった? それが大和民族の始まりじゃなかったかしら? でもどこかで、怪物のふんが大地になってそこから人間が誕生した話も聞いたことがあるようなないような。まあ、そんな話をしました。

私の説明ではそれは日本人の起源なわけですが、それじゃあ、黒人や白人はどこから来たって伝わってるの?と聞かれる。私は、サムライの時代にポルトガル人が来るまで、白人や黒人の存在は知られてなかったんだよ。と説明。(たぶんそれまでにも来てただろうけど、ほかに説明しようがない。)だから日本の神話に白人や黒人は存在しないのだ、と。

すると彼は、「ほかの人種の存在を描いてないなんて、あり得ない!! Japanese must be alien!!」というのだ。alienはエイリアンですが、私は英語的に、outsider、よそ者的な意味にとらえていたんだけど、なんと彼は本当に「宇宙人」としての意味で使っていたのだ。どないやねん。

キリスト教では日本人の話にも触れてるそうですよ。そうなの? ちなみにフィリピン人は竹の中から生まれたそうですよ! かぐや姫みたい。

日本人の美白の話から人の起源の話へ…。なぜこんなことに。

…ある初夏の朝、こんな話を語り合っていました。



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Fri 30 Nov 2007, Prague

プラハ城の続き。

プラハ城内

プラハ城はとても広く、まるで一つの街のよう。中には博物館や教会、いろんな建物があります。



お待たせしてしまってすいません。なかなか進まない旅行記。おまけにやっぱり今回の中欧旅行記、くどいと言われてしまったので、ちょっとスピードアップ。

Fri 30 Nov 2007, Prague

今回は、ついにやってきたプラハ城!

プラハ城


あまりこういうのには興味のない叔母と別れ、一人で行ってきました。

まず最初は、大迫力の聖ヴィート大聖堂。


聖ヴィート大聖堂

王宮に入ってすぐ目の前にあるこの教会。入口と教会の間が狭いので、全体像がとれないくらいでかい。



天井が高い。

中に入ってもやっぱりでかい!! ステンドグラスから入る光がとてもきれい。



ミュシャのステンドグラス

その中でも、これが有名なミュシャのステンドグラス。数あるステンドグラスのうちの一つを手掛けている。ここだけアール・ヌーヴォー。



Special View!

隣接している火薬塔からは素晴らしい眺めを見ることができます。そのためには長〜い階段をひたすら上がらなければなりませんが…。モルダウ川とプラハの街を一望できます。

そんなとき、叔母からケータイで電話が。なんとチケットを買ってないのに教会に入れたそうな。お先に火薬塔に上ってきたそうです。教会も有料だと思ってたのに…。こちらのヴィート大聖堂は無料だったみたい。



ヴラディスラルホール

お次は旧王宮。このヴラディスラフホールは、完成当時ヨーロッパで一番大きいホールだったとか。



旧王宮の中

旧王宮の中の壁に描かれた紋章のような絵。ある部屋いっぱいに描かれていて、迫力。


まだまだ続きます、プラハ城。お次は人気スポットの黄金小路。


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*tabi memo*

Where to See

Prazsky hradプラハ城
4月〜10月:門:5時〜深夜まで 建物:9時〜21時
11月〜3月:門:9時〜23時 建物:9時〜16時
見学料は2タイプ。
Long Tour:350Kc、175Kc(学割)(旧王宮、プラハ城物語、聖イジー教会、国立美術館、黄金小路、王宮美術館、火薬塔)
Short Tour:250Kc、125Kc(学割)(旧王宮、プラハ城物語、聖イジー教会、黄金小路)

(パンフを見返してみると、やっぱり火薬塔は有料…。叔母がなぜ入れたのか、謎。)
国立美術館、王宮美術館は単独で入ることも可能。
上記以外のスペースは無料なので、門をはいり、建物の外観を眺めながら、黄金小路方面の旧登城道抜けることは大丈夫。

地下鉄A線Malostranska下車。旧登城道を上る。
トラム22,23番Prazsky hrad下車