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GiselleThu 9 Apr 2009, The Royal Ballet

Giselle
ジゼル

Production by Peter Wright, Music by A. Adam



ロイヤルバレエのジゼルを見てきました。

白鳥の湖と並ぶ「バレエ・ブラン(白いバレエ)」の代表作で、失恋して死んでしまった少女ジゼルの悲恋の物語。

おなじみのクラシックバレエですが、バレエ団によっていろいろ違うのを見比べるのが好きなので、ロイヤル版も体験してきました。

いつもたらたら作品内容を書いていましたが、このブログはバレエブログではないので、レビューだけを載せることにしました。その代わり別ブログを設け、こちらのほうに作品紹介と映像を載せています。こちらでは映像も、1シーンだけでなく、ときには全幕、時にはリハーサルシーンと、盛りだくさんなので、バレエ好きの方はチェックしてみてください。
http://dancejukebox.blog7.fc2.com/blog-entry-5.html

今回、私が見たかったのは、ジゼルのアリーナ・コジョカル。どうしても見たくて、(彼女じゃないなら見なくていいと思っていたほど。)席をとったのですが、なんとコジョカルがけがで降板!! ゴーン。何のためにとったのさ…。

とはいえ、ピーター・ライト版にもいろいろ発見があり、これはこれで楽しめました。特に2幕のウィリのシーンは大迫力で、この版が一番好きかも。ウィリのおどろおどろしさがよく出てた。もう一回見たいなと思ってるくらいです。

giselle
あと、ほかのダンサーでは特にペザントのユフィさんがよかった! 日本育ちのユフィさんは、ローザンヌで見て以来のお気に入り。これからが楽しみのダンサーです。彼女が見られただけでも、今回足を運んでよかったかも。

それではレビューは「続きを読む」からご覧ください。


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Cast

GISELLE Leanne Benjamin
COUNT ALBRECHT Johan Kobborg

HILARION Thomas Whitehead

BERTHE Genesia Rosato
BATHILDE Sian Murphy

PAS DE SIX Yuhui Choe, Steven McRae
         Bethany Keating, James Hay,
         Iohna Loots, Paul Kay


MYRTHA Laura Morera

MOYNA Iohna Loots
ZULME Bethany Keating


まったく、のっけからがっかりのこの舞台。コジョカルがでないなんて…。何のために来たんだよう。仕方ないので今夜はライト版の舞台を楽しむ、ということで。と言いつつも、そんなにいうほどオリジナルと違いはなかったんだけども。

代役を務めたベンジャミンは、ベテランだけあってテクニックが安定してる。安心して見られる。が、個人的で失礼だけども、顔立ちがわりときつめなので、なんとなく印象で元気はつらつなジゼルを想像していたんだけども、意外に可憐ではかなげなジゼル。ちょっとびっくり。ただし、やっぱりなんとなく華がなあ…。ガラで見たマクミランのグローリアはすごく良かったんだけどな。

さて、注目のアルブレヒト。どういう解釈で来るかな、と思ったけど、まるっきりあからさまに軽い男!! スケコマシ全開。惚れちゃう? こいつに!? というかんじ。(またコボーの外見がその役にぴったりなのもなんだかなあ…)こういう役から2幕への心情変化は難しいと思うんだけど、それは若さゆえの未熟さ、優柔不断を出していたのでまあ、納得できた。とにかく今を楽しむ若者、ジゼルも好きなんだけど、バチルダとのこともあって、自分の置かれている状況とかもあって、とりあえずこの場をしのがなきゃー的なノリで、深く考えずジゼルの目の前でバチルダの手にキス。そしてそこから取り返しのつかないことをしてしまった、という後悔が2幕で出てました。

ライト版は、女友達6人ではなくて、男女3組のカップルがパ・ド・シス。彼らがペザントのパ・ド・ドゥも踊ります。メインカップルはユフィさんとマックレー。ユフィさんは今ロイヤルバレエで数少ない私の好きなダンサーの一人。ローザンヌで見て以来注目していました。私がロンドンに来た時はまだコールドだったのに、このところめきめき頭角を現して、ついに2段階昇進を果たした彼女。今回彼女が見られただけでも来てよかった、と思えました。

数組のカップルが交互に踊るのかな、と思いきや、メインのカップルを据えて基本のパ・ド・ドゥは残していました。アダージオなどサポート面ではちょっとぎこちなさが見えた気がしたけど、ユフィさんは踊りに流麗さと優雅さがあってすごく良かった。さすがにソロは、今注目の二人だけあって完璧。

ライト版のペザントの女性バリエーションは他では聞かない曲を使っていました。私が持ってる全幕のCDには入っていたけど、舞台では使っていないような気がする。たいがい女性バリエーションは2曲別バージョンがありますが、そのどちらでもないものを使っていました。やたらシソンヌやらジャンプが多くて、早いポイントワークも大変な難しそうな振り付け! しかしそれを難なくこなし、ポイントワーク、ジャンプの時の足のラインなども完璧! すごくいいバリエーションでした。

あとの二つのバリエーションは、それぞれ残りの男性、女性が基本のバリエーションを二人で踊ります。女性バリエーションでメインの二人と男性陣が加わり、コーダとして終了。バランスがいいし、個人的に古典バレエによくある女友達6人という構成があまり好きじゃないのでよかった。

そしてバチルダの登場。これは私が感じただけかもしれないけれど、バチルダが高慢なお嬢さんに見えて、(着いた途端に「のどかわいたんだけど」みたいな高慢な態度が見て取れた。)それが、ああ、これじゃアルブレヒトも浮気するな、と思わせた。バチルダを素敵なお嬢様として見せてるものが多いけど、こっちのほうが納得いくし、そうであってほしい。
狂乱のシーンは、何だかちょっとくどいかな、という気がした。というか、長い気がした。こんなに長かったっけ? この辺はビデオでもちゃんと見てなかったからあまり覚えてないだけだけど…。長く感じたという理由の一つが、ジゼルの死に方。心臓のショック死でなくて、自殺。(らしい。)私はオリジナル通りショック死かな、と思ったけど、ピーター・ライトのマスタークラスで「彼女は自殺した」といっていたので、アルブレヒトの剣で自分を刺したものと思われる。この演出をしているところもあるんだけど、長く感じたのは、剣で刺してから死ぬまでが長いのだ。だから私は「刺した!!」と思ったんだけども、その後もずーっと踊ってたので、刺す前に止められたのかな、と思ったんだけど…。なので、いつ死ぬねん!!と思いながら見てたので長く感じたんだと思う…。


さて、2幕。私はふわふわした妖精さんの踊りはあまり好きではないのだけど、ウィリはなんだかりりsくてカッコイイので好きなんです。(変かな…)特にミルタ。残念ながら私の好きな振りのところは変えられていて、モレラも期待していたのとちょっと違ったので残念。特に最初のソロのシーンで、ジャンプの時にばたんばたんシューズの音がするのが気になった。難しいとは思うけど、そこは重力を感じさせないでほしい。

ウィリの踊りでよかったのはむしろ有名な2幕の冒頭部分じゃなくて、ヒラリオンを追い詰めるシーン。ウィリの怖さの迫力が出ていて良かった。ただジゼルが立ちはだかるシーンでウィリ達が嫌がるんだけど、何もそこで恐れの表現をしなくてもよかったんじゃないのかな、と。それぐらいで嫌がってたら二人でラブラブで踊ってる間に消えちゃうんじゃないかと。

ベンジャミンは2幕に入るとなんだか普通に戻ってしまった感じがして、生前のジゼルのはかなげな雰囲気も、死後の悲壮感もあんまり感じられなくて、そんなに感動的なパ・ド・ドゥに見えなかった。両者ともテクニックはよかったけど…ガラコンサートを見ている感じ。コボーはソロが完璧。演技面でも1幕の楽観的な性格との対比が明確に出ていて良かった。

コボー・コジョカル組の別の日で見ようかと思ったけど…。そちらはもう既に売り切れ。コジョカルで見れなかったのは残念だったけど、じっくりジゼルを見て久々に全幕バレエにはまってしまいました。実はもう一回見たいとか思っている始末…。ユフィさんでみたいなあ。友達も見たがっているので、お財布と相談して決めます。
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