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6000 miles away5 Jul 2011, Sadler's Wells Theatre

6000 miles away



治療後、やっと歩けるようになったころ、楽しみにしていたギエムの新作公演へ行ってきました。


実は、何をやるのかもよく知らなくて、
友達が「ギエムのチケット取るけど、いる?」ときいてきたので、
とりあえずなんでもいいので、いります!
とだけ答えて、あとは放置。(笑

大好きなエックが見られると聞いてはいたので、それさえ見られりゃなんでもいい!

とにかくあのギエム様を一生に一度は生で拝みたい。

という一身で、治療後の回復、がんばりました!


バレエを見る人でシルヴィ・ギエムを知らない人はいないんじゃなかろうか、というくらい、伝説的なダンサー。

もともと体操をやっていたということで、その超人的なテクニックは一部の人からは批判を受けてると聞いたことはありますが、
そんなの、単なるひがみなんじゃないの!? というくらい、やはり彼女のダンスは人をひきつけるものがあるんです。

とにかく体のラインがきれい。ため息物です。それだけで十分バレエの芸術になってるよ。


ロンドンに来て6年、そのときはまだロイヤルバレエに在籍はしていたものの、
ただでさえ少ないギエムの出る公演はことごとく売り切れ(当たり前)。

そうこうするうちにギエムはコンテンポラリーに傾倒し、ロイヤルを退団。
ロンドンでは、マリファントやカーンといった、前衛的なコンテンポラリーのみ踊っています。

コンテンポラリーは、私は好みが激しく別れるので、そこまで興味を持てず、今までギエムを見ずにきました。

そして、せっかくのチャンス、しかも自分の好きなエック振付。
これは行かねばなるまい! 

この公演を楽しみに、治療の苦を乗り越えました!!


が!!

まさかまさかの、チケットを持っていた友達が遅刻! 

第1部をロビーのモニターで見る羽目に…。がちょん。

まあ、友達に任せっぱなしの放置していた私も悪いさ。

幸運にも、一部のフォーサイスは私の好みではなかったし。♪

でも大好きなオペラ座のル・リッシュが見られなかったのは残念…。


2部は元NDTのダンサーによるキリアンの振付。(これは新作ではない。)
日本人の小㞍健太さんが出演していらっしゃいました。
同じ日本人が出ているとうれしくなります。

3部はエック振付によるギエムのソロ。

幕が下りると振付のエックもカーテンコールに出てきてくれました。

私はギエムが見られた喜びもありましたが、むしろ憧れのエックが目の前にいることのほうが感動しました。(笑

ダンサーももちろん素晴らしいけど、そのダンサーを動かす振付を生み出し、後世に残すクリエイターこそ、素晴らしいと思うのです。


体もちょうど動けるようになってきたこの日、素晴らしいダンサーを見て、さらにダンスへの熱が高まった夜でした!

踊るぞー!

PS. 日本大好きギエム様、この日も東日本大震災への募金を募っていました。Thank you!!


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*london memo*

What to See

6000 miles away

来シーズン、再演あります。

http://www.sadlerswells.com/show/Sylvie-Guillem-6000-miles-away


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Rellay
Choreography by Willam Forsythe, Music by David Morrow

Sylvie Guillem, Nicolas Le Riche


残念ながらモニターでの鑑賞。モニターも舞台全体を写していたので、アップなどにもならず…。

基本的にドラマバレエが好きなわたしは、抽象的なダンス、特に踊りのみを見せるバランシンやフォーサイスは苦手。

その昔、フォーサイスが自分のカンパニーを持つようになったころのドキュメンタリーで、
彼がさらになんだか不思議な方向へ向かっていってたような気がしたので、さらに縁遠くなってしまいましたが、

今回の作品はなんだか、昔のフォーサイスに戻った?と感じました。

シャープなコンテンポラリーの中にもクラシカルのフォームを取り入れ、メリハリが入るというか。

タイトルのリレーの通り、二人が入れ替わり立ち代り、ダンスのリレーをする、というものでした。

ル・リッシュとの競演を見れなかったのが残念…。



27'52"
Choreography by Jiri Kylian, Music by Dirk Haubrich

Aurelie Cayla, Kenta Kojiri


こちらはキリアンの作品で、初演は2002年。

キリアンはコンテンポラリーで抽象的な作品でも好きな振付家。

なんだか彼のダンスにはストーリーが見えるんです。ダンサーが語り合っているというか。

古い作品ではありますが、そんなことを考えさせないくらい、

床のマットに体を包み込んだりしてしまう斬新なアイデアも取り入れられた作品。



Bye
Choreography by Mats Ek, Music by Beethoven

Sylvie Guillem


さて、お待ちかねのギエム様、エック様です!

ベートーベンのピアノソナタ32の第2楽章を用いてのなが~いソロ。

舞台上には扉のような空間。そこにシルヴィの顔がアップで映し出される。
顔半面が扉いっぱいに映し出されている様子は、まるでシュールなおとぎ話が始まるかのよう。

その扉の背後からシルヴィが現れる。

エック独特の動きはシルヴィにぴったり。
エックのつま先から指先まで思い切り使う動きは、シルヴィの美しい体のラインを強調する。

舞台上にスポットライト。四角だったり丸だったり、大きかったり、小さかったり。
サイズや形を変えて、舞台上にスペースを示す。
エック作品の特徴でもある。
そのスペースのラインの中でダンサーは踊る。空間が強調される。

扉のような空間にはさまざまな人が行きかう。時には犬も。
時にはシルヴィも映し出される。

ベートーベンの優しいピアノソナタの音色のなかで、
シルヴィの動きはまるで静かに物語を紡いでいるような感覚だった。

私はバルコニー席だったので、見えたシルヴィはとても小さかったけれど、
それでもオーラが感じられた。

その静かだけどパワフルな一挙一動の動きに、誰もが心を奪われていました。
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