朝は6時半に起床。今日はアルハンブラ宮殿見学を朝一で予約しているし、どれくらいかかるか見当がついてなかったし、私は今日部屋を移動しなくてはならなかった。昨日の夜しかベッドを予約していなかった私は、今日の夜の分を昨日予約。もうすでに女性専用の部屋は埋まっていた。なので今日は男女混合の部屋へ移動しなくてはならなかったのだ。

荷物を整理してしまってから朝食へ。朝食は7時からだし、この分だと余裕だね♪ …と思っていったら、あら? もうとっくに7時過ぎてんのに、朝食がないじゃん? 待てども来ず…。どうやらこの時間はスタッフは一人だけのようだ。部屋の移動もしなきゃいけなかったのでインターネットをしながら待つが、アルハンブラの時間が迫ってきたので仕方なくメモを残して荷物をカウンター奥へ。

ちょっといらいらしたけど、アルハンブラのことを考えたらそんなのは些細なことだった。わくわくしながら早速ホステルから外へ!!
…って、雨かよ!! 一気に気分がなえる。アンダルシアの青い空が…あああ。実はスペインに発つ前、Spanishの同僚がご丁寧に南スペインの友達に電話で天気を確認してくれて、今雨で寒いよーと教えてくれたのだ。そりゃね。2月で冬ですから。寒いのはわかるけど、せめて晴れていてほしかった…。しかしこればっかりはどうにもなりゃしない。足早にバスが出ているヌエバ広場へ。

グラナダ観光の中心、ヌエバ広場はホステルから徒歩2,3分という便利なところ。アルハンブラへの道もホステルから近く、歩いてもいけそうなのだがチケット売り場までは15分ほどかかるらしく、しかも朝早いし雨なのでバスを選択。ヌエバ広場が見えるところまで来ると、ちょうどそこにバスが!! 思わず飛び乗る。

広場からチケット売り場まではバスだと5分もかからない。あっという間についてしまった。まだOpenの時間ではない。が、程なくしてゲートがオープン。8時半から9時までの30分の間にナスル朝宮殿へ行かなければならない。ゲートを抜けるとそこはまるで憩いの公園のように木々が並ぶ道が続く。アルハンブラ宮殿はかつてある意味ひとつの町だっただけにとてつもなく広い。その道を抜かるとアルバイシンの丘が望める広場へ出てきた。そこに猫が!! しばらく猫にモデルをしてもらった後、予約時間のことを忘れてたことに気づき、宮殿へダッシュ。

宮殿へ入るのにも人数制限が。そこでしばし待たされるのだが、そこに並んでいたのはオール日本人。ここは日本かっ。それはツアー客だったのだが、中へ入ってからももう2,3組の日本人ツアー客が…。明らかにこの時点でのナスル朝宮殿にいた人の比率は、圧倒的に日本人が多かった。スペインで日本語…。ちょっとげんなりしたが、宮殿に入ってからその美しさにその思いは払拭された。

写真で見たことのあるあの有名な風景に出会った感動。しかしそれが本当に私を喜ばせたのではない。写真では見ることのできなかった、壁の石膏細工のなんと繊細なこと!! それが一部だけでなく宮殿全体に…。もしこれをやれって命令されたら卒倒しちゃうね。イスラム建築の美しさを目の当たりにした。

nazaries1 nazaries2


豪華な装飾が好きで、中でも欧州の古い教会建築は大好きだけど、それとはまた違った豪華さ。教会の装飾のようにぎらぎらしていないけど、金銀の彫刻では表現できない石膏細工の緻密な彫刻。それが壁いっぱい、天井いっぱいに広がっている。教会の装飾はキリスト教の権威を感じるけど、イスラムのこの装飾にはイスラム教ではなく、純粋に職人のアート魂を感じる。

generalifeそのあとGeneralifeへ。宮殿からは少し離れたところにある離宮庭園。完璧に構成、整備された様が美しい。そしてそこからの眺めも美しい。宮殿はもちろん、グラナダの市内を見下ろすことができる。離宮は、宮殿のような豪華さはないものの、こじんまりとまとまっているし中庭もきれい。ここでも猫がまるでここは自分の庭といわんばかりにベンチの上でお昼寝中。きれいな景色をいくつも見てると、雨も気にならなくなってきた。むしろ霧雨の中の景色がより美しく見えてくる。





carlosv再びナスル朝宮殿のほうへ戻って、今度はカルロス5世宮殿へ。ここはナスル朝宮殿とは違い、スペイン国王カルロス5世によって後で立てられたもの。完全にヨーロッパ建築。中は博物館と美術館になっている。なんとなく美術館へ入ってみる。アルハンブラもしくはイスラム関連の展示かと思いきや、映像を使ったモダンアートだった。そして私にはあまりわからず…。適当にスルーしてしまいました。そこを出ると、おおっ! 念願の晴れ間が!! 青い空と建物をここぞとばかりにカメラに収める。やっぱりアンダルシアとくれば青い空だもんね。

私に残されたモニュメントはあとひとつ、アルカサバという要塞。アルカサバからはグラナダの町がよく見える。空が晴れてきたこともあり、みんなカメラにその白い街を収めていた。半日かけてアルハンブラを堪能したあと、今度は徒歩で坂を下ってヌエバ広場へ。意外にホステルから近くってびっくり。

お次は旧市街にあるカテドラルへ。旧市街って大好き。京都の町でも何でも古い建物、古くて情緒が残っている場所は大好き。しばらく入り口がわからなくてカテドラルの周りをぐるぐる回っていると、先に王室礼拝堂のほうを発見。ここには、レコンキスタを終わらせたイサベル女王とだんなと娘夫婦のお墓がある。これまた豪華なお墓で…写真禁止だったのでお見せすることはできませんが。ほかにも宝物などが見られます。

catedralgranadaそしてそのあとにカテドラルへ。カテドラルは最初絵の飾られた部屋から見てはいる。そしていきなりだだっ広い空間に。ああ、これだ。ヨーロッパのこの途方もなく大きい大聖堂。いつも欧州でのキリスト教の権威に圧倒させられる。グラナダだとそれが増して大きく見える。レコンキスタ(イスラム駆逐運動)の猛威をあらわしているかのよう。白く大きい柱が天井を突き刺している。どんだけ高いんだ…。外の蜂蜜色の壁と違って、中の白い空間がなんだか新鮮。しばらくそこで祭壇を見つめながらじっとしていた。




カテドラルを出た後はしばし旧市街をぶらぶらしたあと、スーパーマーケットへ明日の移動のときに食べるおやつなどを買いに。外国でのスーパーめぐりはもはや常識。ホステルでまず尋ねるのはスーパーの位置。スペインはイギリスと違って安いからついつい目移り。

その後ホステルへ戻る。今日はパエリアナイト♪ 前回バルセロナでホステルにとまったときはあんまり友達ができなかったんだけど、今日はなんだか外で食べる気にもならなかったのでせっかくだから参加してみることに。

新しい部屋へいくと、隣のベッドになったKorean Girlのチュサップがスーパーの袋に目をつけて話しかけてきた。彼女は途中友達と別れて一時的一人旅中。南を旅したあと、パリで再び友達と会うのだそう。そのほか、世界一周中のArgentine Guyとも少し話す。彼は南米から回り始めてこのスペインがヨーロッパ第一歩出そう。彼の南米の話を聞いてると本当に楽しそう。私の憧れの地、マチュピチュの事を聞くと、「あそこはいいよ!! 信じられない眺めだよ! 絶対行くべきだね!!」と懐かしむように話した。

屋上のバーでのパエリアナイトでは、韓国で英語を教えているMinnesota青年とチュサップが受付でであったJapanese Girlマチコちゃん(たぶんそんな感じの名前)と出会う。Minnesota君はホリデーを利用して2ヶ月のヨーロッパ周遊中。チュサップと韓国の話で盛り上がっていた。マチコちゃんは大学の卒業旅行で同じくヨーロッパ周遊中。チュサップもそうだ。二人とも明日の予定はわからないという。いいなあ、そんな旅。明日の行く先なんて、気分で決めるさ! …なーんていってみたい。そういう旅もしてみたいけど、今回の旅の時間は限られている。むしろ足りない!! 宿を探す時間さえ惜しい私は大体のスケジュールは組んである。問題はそれがちゃんとこなせるかだけど…。

パエリアとサンガリア(大好き!!)を堪能したあと、みんなはフラメンコを見に行ったりバルに行ったりとぱらぱらと散らばりだす。私とチュサップとマチコちゃんは歩き疲れてしばしまったり。明日はコルドバへ移動の私は、早めに部屋へきりあげた。

次回はコルドバ、メスキータ♪
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*旅memo*

Alhambraアルハンブラ宮殿Palacio de la Alhambra 
 €10.88(General €10.00+Comision Venta Servicio €0.88)

 ネットで予約したら0.88分高くなる。ナスル朝宮殿で入場の人数規制があり、指定された30分のうちに入らないと無効になる。
 予約→https://w3.grupobbva.com/SMVE/home.html
 ヌエバ広場からアルハンブラバス30番か32番(€1)ですぐ。徒歩でも15分ぐらいでいける。

王室礼拝堂Real Capilla €3.50
 写真禁止。

カテドラルCatedral €3.50
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