23 Mar 2007 Aux Folie Bergere

cabaret poster
Cabaret
Music by John Kander Lyric by Fred Ebb

Cast
SALLY BOWLES Clair Perot
MC Fabian Richard

FRAULEIN SCHNEIDER Cathrine Arditi
HERR SCHULTZ Pierre Reggiani

CLIFF BRADSHAW Geoffroy Guerrier
ERNEST LUDWIG Patirick Mazet

FRAULEIN FRITZIE KOST Delphine Grandsart

こんな作品です。


パリの夜とくればナイトショー。でも私はムーランルージュの代わりに、ミュージカルキャバレーを見た。オリジナルはもちろんブロードウェイ版。現在ロンドンでも上演中だが、そっちを見ずにパリ版をみた。ロンドン版はどうだかわからないが、こちらは数年前にアラン・カミングがトニー賞を受賞したリバイバル版と同バージョンだと思う。

まず中に入ってびっくり。トルコブルーの豪華ホール!! まるで本物のキャバレーのよう。シャンデリアがキラキラ、ゴールドの装飾がギラギラ。そして客席に行くと、今度は照明がピンク。そして一階席がすべてテーブル席!! そう、ここはもう完全に映画でみたKit Kat Clubそのもの。テーブル席のお客さんはドリンクも注文可。カクテルを飲みながら観劇できるのだ。そしてもちろんキャストはフランス語。物語の舞台であるベルギーのよう!! オリジナルより本物っぽい!! 根拠はないけど、このミュージカルはパリにあう。ミュージカルは根付かないといわれるフランスだけど、これならいいのでは? ちょっと違った感じのナイトショーで。

hall seats

ダンスはセクシーだし、ジャズバンドもよし。女性ダンサーが開脚しながらクラリネットやアコーディオンを演奏してるのってなんかかっこいい。あの人たちは本当に演奏してたのかな? 舞台版は初めてだったけど、そういった演出が面白かった! 客席一体型で、俳優は時々客席も行き来する。面白かったのは、サリーが有名な曲を熱唱していて隣のおばさんが身を乗り出していたとき。なんと目の前にMCが!! ここ2階席なんですけど!? そう、2階席にも俳優用通路があり、ダンサーたちはここも行き来し、2階席の客とも近くなれるのだ!

ブロードウェイリバイバル版と同じバージョンだとしたら、この監督は映画「Chicago」の監督、ロブ・マーシャル。彼はKit Kat Clubを劇場に再現することで、現実面とキャバレーのショーの場面を明確に分けている。これは彼が映画「Chicago」で使った演出のアイディアの元になっている。(と私が勝手に解釈。)キャバレーのショーシーンになると、ちゃんとテーブル席のスタンドライトが点灯。本当にキャバレーにいるみたい。Bob Fosseが映画で再現していたけど、マーシャル監督は客席をキャバレーの客席に見立てることでそれを劇場で再現してしまった!! そして華やかなだった舞台が暗転になるとあっという間に地味なアパートに早変わり…。何も特別な舞台装置は使ってないのに、本当に現実と夢の世界ががらりと変わってしまうのがすごい。

サリー役は声が通っていてすごくうまかった。最初に歌う歌は英語より、(英語で聞いたことないけど)フランス語のほうが曲にあっていてかわいかった! MC役はアラン・カミングにちょっと雰囲気が似ていて、こちらもフランス語のほうがあっていた気がする。なので、ブロードウェイものだけどすっかりパリ気分を満喫しました。
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